ゴールデンウィーク 長距離航海コース BCC を開講しました
4月29日
AM10:00 田尻教室に全員集合、まずは健康診断からスタートしました、全員合格。初日のレグのチェック後、ヨットの整備をしました。
AM11:00 装備を整えて、スタッフの見送りで出航しました。
航海中 関空の南を通って大阪湾の沖を目指して帆走していましたが、強い雨の中360°視界なし。コンパス頼りでした。
ただ幸いしたのが、南からの安定した風が吹いていたことで、クロースリーチで問題なく帆走出来ました。
岸から離れすぎるのは良くないので、タッキングしてもらい、暫くすると発電所の煙突が見えてきました。
ここからは、風が東側にシフトし始めましたので、岸に十分近づいたところでタッキング。
そして、加太の瀬戸が見え始めましたので、進路を保ちつつ加太の瀬戸に入ることとしました。
PM3:00 セイルを取り込み加太港に進入。アンカリング練習をして着岸しました。
PM5:00 この日の宿に着き、予習問題の回答と当日の航海の問題点について話し合いました。
4月30日
AM8:00 航海準備を始めました。
AM9:00 加太港を出航。この日の目的地は津名港です。
航海中 この日も南からの風で、ブロードリーチで順調な航海となりました。
ところが、徐々に風が強くなってきて、ジブセイルをレギュラーに交換してもらいました。
暫く帆走し、観覧車が大きく見えたところで、今朝用意して頂いたおにぎりをみんなで楽しく食べ、昼食としました。
津名で操船練習をしてもらいました。タッキング、ジャイビングなど何度もしてもらい、やっとここに来てクルーワークが安定してきました。
PM1:00 風がだんだん強くなって来ましたので、着岸することにしました。
PM3:00 船の整備を終え、宿の方に迎えに来て頂きました。
PM4:00 卒業テストをしてもらいました。夕食が午後6時からという事もあり、時間に余裕がなく忙しくなりましたが、全員無事合格となりました。
5月1日
AM9:00 津名港を離岸、ここから一時間位は風があまりありませんでした。
AM10:00 ようやく風が上がって来ました。調子よく進んでいた時、青木校長先生より電話がありました。
「セイルを下ろしたら方がいい」とのアドバイスを頂きました。このアドバイス通り恐ろしい程の風が吹いて来ました。
航海中 メインセイルを降ろしたのちレギュラージブ一枚で帆走していましたが、なんと艇速7ノット位出る強風の上、
波高2m位の波、ちょっとしたサバイバルセイリング状態となりました。
あまりにも早い船足で、明石海峡大橋がみるみる大きく見えてきました。ますます風波とも高くなり、難易度は上がり続けました。
明石海峡の東端にある中央航路標識を横目に見ながらジャイビング。今度は波を横から受ける事になり、晴天の中皆んなずぶ濡れになりました。
PM1:00 神戸フィッシャリーナに着岸。ここではポンツーンに着岸する為皆さん安堵の表情でした。
PM2:00 二名の方は、ここで航海を終了しました。皆さん無事解散となりました。
三日間、大変お疲れ様でした。
2泊3日のクルージングとは、3日連続のデイセイリングとは違うことを実感できたのですね。
受講生のみなさん、これからも安全なクルージングを! (あ)
全く違う三日間となりました。これだけ違うと、いいセイリング体験となりますよね。