3/24 大阪田尻でセーリングクラブ活動を行いました
本日は、セーリングクラブ大阪校の活動日でした。
セーリングクラブは東京と大阪の二か所で開催しており、毎月一回テーマを決めて活動しております。
本日のテーマは「ジブ交換」でした。
まずは教室でブリーフィングを行い、作業手順を解説して疑問点なども話し合ってから艇へ移動します。
いきなり出航せずに、係留状態で繰り返し練習して、リハーサルでは一通りの作業を全員に経験してもらいました。ここでジャックラインを艇に艤装しておきます。
その後海上に出ると、雨と霧で視界が1kmほどしか無く、程なくして周囲の目標がまったく見えなくなりました。雨でデッキも滑りやすく、一つ一つの動作に慎重さが求められます。
この機会を生かして、コンパスを使い進路を維持する練習にもなりました。
セーフティーハーネスを多様して航海灯も点灯、まるで夜間航海でしたね。
ジブ交換を繰り返しトライして頂き、様々なトラブルに対処しながら関空と田尻間を二往復していただきました。メンバー様には雨にめげずに、最後まで集中的を切らさずに頑張っていただきましたので、無事に目標を達成する事ができました。
セーリングクラブは月に一回インストラクターと一緒にトレーニングができる楽しいクラブです。
すでに自艇をもたれているオーナー様や、ヨットをこれから始めたい方など全員にお勧めできます。
年間を通して決まったペースでヨットに乗れますので、どなたでも必ずステップアップしていただけます。
この度はご参加いただきありがとうございました。
来月も楽しみにしていてください。
Itaru
返信ありがとうございます。
「夜間で前方の目標が設定できないときは、左右や後方の目標を定める」これは驚きです、すごい操船ですね。
航海中に霧で全く視界がなくなり目標が設定できないときは、無理をせずにヒーブツーで霧が晴れるのを待つのが無難でしょうか?
あらゆる方位に目標を定めてステアリングすることは、現代のわれわれには驚きですが、帆船時代以前には普通に行ってきたことです。
全く視界がなくなり目標が設定できないとき、無理をせずにヒーブツーで霧が晴れるのを待つのが無難ではありません。ヒーブツーの状態では衝突が迫っても、相手船を避けることができません。その時こそ、コンパスを目標に利用してステアリングをします。コンパスのない時代には、風位を目標としてステアリングが行われていました。
次回4/14のセーリングクラブの活動テーマはタッキング。関空島を一周しながら練習できれば嬉しいですが、いかがでしょうか?
コンパス頼りの保針、針の動きと舵の切り方が頭でまだ整理できていません。
雨とモヤの中で貴重な体験ができました、ありがとうございました。
北川さん、大阪チームも頑張っていますね。
コンパスは艇の動きを追いかけてきます。
なので、コンパスに合わせようとすると、ティラーが・・・ラダーが・・・ヘディングアップ・・・ヘディングダウン・・・と頭がパニックを起こしてしまいますよ~(笑) 艇の動きが先なので、まあ、コンパスは目安程度に思って操舵してみてくださいな。 (あ)
これはACCコースのテーマの一つとなっているほど、大切なポイントですね。
コンパスに合わせて操船することは、いかなる名人でもできないです。コンパス頼りの操船を考えるのではなく、まず目標を設定して、その目標に合わせて10度以内で操船する練習をしてみてください。
ステアリングの目標にするためには、12時(船首方向)に岬の先端や山頂、雲などを見つけます。設定したその目標に対して、左右に10度以内でステアリングすることが、100時間練習のテーマとなります。
12時(船首方向)の目標に対して、左右に10度以内でステアリングする練習を心がけます、ありがとうございました。
コンパスの動きは船の動きから遅れてるということですね。これで少し謎が解けた気がします。ありがとうございました。
ご理解いただけて良かったです。これで操船が楽になりますね。
誰しもコンパスを見て操船するものだと思い込みがちですが、昔の帆船でも現代の大型船でも、手で操舵する時は12時にある目標を見て操舵します。
コースを決める最初はコンパスを見て目標を設定し、その後は目標を見て操舵します。
夜間で前方の目標が設定できないときは、左右や後方の目標を定めて、操船の目当てにします。