2/21 セーリングクラブ 横須賀校 を開催しました

今回のセーリングクラブは、2月とは思えない暖かさに恵まれ、参加者1名で開催しました。この日の I さんの目標は、すべてを一人で操作する!  です。離岸の準備から着岸まで、「できる限りインストラクターは手を出さないように」というリクエストをいただきました。向上心にあふれる、大変に熱心な方です。I さんがシングルハンドで長距離航海される日を思い描いて、リクエストに従いました。
離岸の際には、バースの両隣の艇のオーナーさんから真心のサポートをいただきました。シングルハンドのときには、特に周囲からの親切が心に沁みますね。サポートいただき、有り難うございました。

海上はうねりと強風のコンディションだったので、すべてを一人でやるのはもう少し穏やかな日にしませんか? と相談して、少しだけお手伝い。。。2ポイントリーフのメインとストームジブで帆走練習し、風が落ちてきたところで、8の字救助法を納得いくまで実習しました。「風位」と「風に対する高さ」を正確に掴むと、落水者を救助しやすくなります。
マリーナに戻ってからは、着岸の手順を繰り返し練習。風向とアプローチの角度の違いによる、フネの動きの変化を確認しました。(Heday)

コメント1 2/21 セーリングクラブ 横須賀校 を開催しました

  1.  2/21は風が強く、隣のバース の人からは観音崎沖で11m/sの風と注意されながら、ワンポイントリーフとストームジブで発港。元々はシングルハンド の練習が目的であったが、早々に諦めて、「なるべく」シングルに変更した。海に出ると人の背よりはるかに高く、向こう岸が見えなくなるような大きなうねりが次々に押し寄せ、船体が大きく上下する。風も10 m/s超えで、期せずして荒天帆走の練習になり、なかなかの迫力であった。K先生からツーポイントリーフに変更との指示が出て、マスト下までは移動したものの船の動揺のために私の体力では体を支持できず、あえなくデッキ作業はK先生と交代した。まだまだ力不足ですね。ただ、海が荒れ、船も大揺れでしたが意外にも私は冷静であったので、少しは海に慣れてきたかと感じた。
     荒れた海の上で海鹿島の周回を数回繰り返し、ティラー 操作と風位に合わせたセールトリムの練習ができた。ティラーから手を離すと船がどのように動くのかを試したところ、少し回頭し、回頭が止まって一定の方向に安定して進むのを見て驚いたと共に、意外と手放しでも大丈夫との感触を得た。午後になって少し風が弱くなったところで8の字救助法の練習を繰り返し、「風位」と「風に対する高さ」を掴むことの理解が進み、最後の2回は完璧な操船ができた。さらに、マリーナに戻って風上着岸・風下着岸をくりかえし練習した。
     この日は誠に充実した練習ができ、丁寧に教えていただいたK先生には大いに感謝です。ただし、私は学んだことはすぐに忘れます。後日にも同じ練習に励みますので、よろしくお願いいたします。

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