6月20日 大阪田尻でヨット体験セーリング開催しました
6月の後半は雨が続き、風が弱い気候が続いています。
週末も雨模様が多く、ヨットオーナーの方々も、もやもやしているのではないでしょうか。
しかし、本日は前日までの土砂降りが嘘のように、晴天!
なぜか、体験セーリングは天気が回復する事が多いです。
そんな中、お二人のお客様が遠方よりお越しになられました。
兵庫からお越しのA様と徳島からお越しのI様は今日がヨット初体験。
舵を持つのも、セーリングをするのも初めてという中で、出来るだけ良い体験になるように、インストラクターも俄然気合が入ります。
早速、安全確認を行い、ライフジャケットやハーネスの重要性、紫外線や船酔いのリスクなどを説明させて頂きます。
自動膨張式のライジャケを着用したら体験セーリングでお馴染みのYAMAHA 23へ移動し、出港準備を皆で行います。
(乗船時に落水する可能性があるので、桟橋に行く前から着用するのがベストです!)
北風1~3M/s、今日はメインはフルで、ジブはレギュラーを選択しました。
(ジェノアでも良かったのですが、日曜日は他船が多いので視界を優先しました)
準備に30分ほど要しますが、陸地で出来ることは全てやってから出航し、海上では速やかにセールを上げます。
ジブも上げてエンジンを切ると・・・ゆっくりですがセーリングが成立しました!
恐らく1ノットから3ノットほどの船速ですが、田尻沖で風がある場所を探しながら、クローズホールド、アビームでセーリング。
このような状況下だと、艇のヘルム(舵)を目標に向けて安定させることが何より大切です。
船首がブレると失速し、船速が落ち、今日の風だと走らなくなるでしょう。
そんな中、A様とI様はすぐに艇を安定させる技術を身に付けられ、正直に驚きました。
ヨットに強い関心があり、すでにイメージトレーニングをされていたという事でしょうか。
海上では良いコンディションを予想して田尻に来られたオーナー様の艇が沢山海上で走っていました。
後ろから迫るY26Ⅱに静かに抜かされましたが、田尻の艇だと嬉しい気分になりますね。
関空沖、ロングパーク沖とセーリングを行い、最後は、ランニングで田尻へ帰港。
2時間ちょっとの体験の中で、凪や風位・風力の変化など沢山の経験ができました。
やっぱり微風のセーリングは、浮かんでいるだけでも気持ちいいですがセーリングはもっと最高です。
良く走るY23が頑張ってくれました。
そして、同じ艇に乗ると自然とチームワークが生まれます。
そんなお二人は8月のSBDコースにお申込み頂きました。大変うれしく、光栄に思います。
梅雨の晴れ間とは、今日のような天気の事を言うのだと思います。
この間に艇のメンテナンスを行う方も多く、青木ヨットのヤードの船台は一杯です。
メンテナンス、整備を検討されている方はお早めに。
本日ご参加いただいたA様、I様、ありがとうございました。
8月にお会いできるのを楽しみにしています。
Itaru
丁寧なコメントありがとうございます。
自分もお二方と一緒に、印象的なセーリングができて光栄でした。
お風呂の中でふわふわと体揺れるのは、しっかりとヨットを楽しまれた証ですね。
次のステップに向けて頑張りましょう。
8月にお会いできるのをとても楽しみにしています。
昨日は生まれて初めての経験を、抜群のコンディションの下で体験させていただき有難うございました。
体験中、A先生、I様のとても温かいお人柄のなかで残りの人生をヨットとともに続けられそうです。
やっぱり数あるスクールの中でもAOKIヨットにして良かったと思いました。
次回SBDコースにおいてもI様の御勉強熱心さや予習の素晴らしさに負けじと、自分も頑張りたいと思います。
夜、湯船につかるとまだ身体が揺れていました。
たった2時間の体験セーリングなのに、ヨットって素晴らしい!