6/19 大阪セーリングクラブ

大阪セーリングクラブの活動報告になります。

6月19日、田尻マリーナにて実施。
現在、大阪校では7名のメンバーが入会されており、本日は6名+インストラクターでトレーニングです。
活動内容は年間を通して毎月のテーマが決まっており、今回はタッキングがテーマでした。

 

係留時でもデッキワークには危険が潜む。スライドハッチはすぐに閉めよう。

出航前にジブセイルのサイズをディスカッション。午後から風が強まる予報で、レギュラー派とジェノア派に分かれました。
結果、ジェノアを選択しましたが、オプションとして風力が上がればすぐにレギュラージブに交換できるように、キャビンの手前にスタンバイさせるという判断になりました。

結果的にジェノアを選択して、順風で疾走するイーグル号(Y-30S)
お手本になる個人装備

タッキングはできても、正確なタッキングは簡単ではありません。
クローズホールドからクローズホールドへ、90度のタッキングがスムーズにできるように、繰り返しトレーニング。

ウィンチに絡まるジブシート
トラブルシューティングは慌てず冷静に。

メンバー全員がスキッパー兼ヘルムスマンを順番に担当して、号令を掛けます。
優秀なクルーが集まっても、スキッパーからの号令が間違っていれば、スムーズなタックは決まりません。
コミュニケーションが取れなければ、クルーや船は機能しなくなり、様々なトラブルに巻き込まれます。

 

30FEET艇になると、一度ジブセイルに風が入るとウィンチハンドルでもジブシートが引き込めない
田尻沖は目標が多いのでトレーニングには困りません

一日を通して練習を繰り返す中で、風位が変わったり、風が吹いてきたり、自然条件に合わしていく事が重要でした。
関空沖で風が強まり、ガンネルが浸かる寸前までヒールしましたが、クルーの体重移動で艇を安定させたことで、30FEET艇のパフォーマンスをチーム全員で引き出すことが出来ました。

タック後に移動しようとするが、意外となかなか行けない
安全を確保する為に、ヘルムスマンのポジションは非常に重要
チーム全体の重量バランスを意識しながらセイリング
本当に良く走りました

最後には全員が安全で素早いタッキングと正確な号令が出来るようになりました。
7月16日のサンセットレースで成果が発揮されるか楽しみですね。
ご参加ありがとうございました。

ITARU

コメント1 6/19 大阪セーリングクラブ

返信する

Your email address will not be published. Required fields are marked as *