4/14 大阪セーリングクラブの活動報告

本日は大阪田尻マリーナにて、月に一回のセーリングクラブの活動日でした。
今回のテーマはタッキングです。

午後から少しづつ風が強まる予報でしたので、午前中に穏やかな海でジブ交換を行い、レギュラーからジェノアにチェンジ。
久しぶりに気候に恵まれて、良い風が吹くように期待しながら、関空の南側にある第二滑走路へ向けてタッキングを繰り返しました。

だんだんとチームワークが良くなってきたころに、5~6m/sほどの風が吹き、ヨットは滑走し、なんと7ノットをマーク。
メンバーの技術が上がってきていますので、大きくヒールした状態でも慌てずに対応できましたね。
風が強い状況でも一人づつヘルムスマンとして艇の操舵もこなしてもらいました。

今回はお昼ご飯を海上で食べたので、時間もたっぷり使いトレーニングができました。

今日はタッキングだけでなく、ジブ交換やヒーブツーなど、今まで学んだことを総合的に実践して、安全で楽しいセイリングが出来たので、チームワークの向上と、メンバーの自信に繋がったのではと思います。

昨日田尻のオーナー様が目撃されたスナメリを探しながら全員で見張りをしておりましたが、残念ながら発見できず。
次回は、フロテーラで他の艇より早く須磨へ到着できるように練習の成果を発揮しましょう。

ご参加有難うございました。
長時間の海上トレーニングでお疲れかと思いますので、ゆっくり休んでくださいね。

itaru

3 コメントあり 4/14 大阪セーリングクラブの活動報告

  1. 新しい貴重な体験、ありがとうございました。

    今回は7人で乗る楽しさを発見、個性の異なる人間が一つの目的に結集する楽しさを少し体験できました。シングルハンドに憧れますがチームもよさそうです。

    風が強い状況でタックするときは余分に回頭させてからクローズホールドに修正するのほうがタックの失敗がなくていいのかな?と感じたのですがいかがでしょうか?

    長時間の海上トレーニングに備えて体力づくりが大事なことも痛感しました。

    次回のフロテーラを楽しみにしてます。

    • 北川様

      コメントありがとうございます。
      意図的に、余分にタックするのは良い方法の一つだと思います。
      風が強いと回頭するスピードが速いので、大きくタックすると危険が及ぶかもしれません。
      今度、実践してみましょう。

      itaru

    • 「余分に回頭・・・」というのは、タッキングをクロスリーチ(あるいはビームリーチ)まで進めてからクロスホウルドまでヘディングアップするということでしょうか?

      もしそうなら、インストラクター(あ)は反対です。かえって危険です。
      タッキングは、バウが風位を越えるまでは素早く回頭させ、その後スムーズに(ゆっくりと)クロスホウルドに合わせるのが、風の強弱に関係なく基本的な操船だと思います。教科書インナーセーリングにも、「およそ90度方向に目標を定め、バウが回りすぎるのを防ぐ」とあります。この延長として、目標の無い外洋では風位を知る(見失わない)ことが必須のseamanshipです。
      「余分に回頭」と「バウが回りすぎる」が同じことを示しているのであれば、その風位で艇はオーバートリムの状態になります。これは、特に強風下では危険に繋がります。オーバートリムも教科書に載っているので、ここでは書きません。(笑)

      えー、あくまでも「余分に回頭・・・」の真意によるので、独り言でございました。 (あ)

返信する

Your email address will not be published. Required fields are marked as *