屋久島航海コース ACC (大分港~細島港)
ACCコースは、大分~細島(80マイル)、細島~屋久島(140マイル)の2区間を、2名の受講生が挑戦しました。
大分空港のすぐ横にある”マリンピアむさし”への集合時刻は2000時ですが、明るいうちに艇の様子を見ておきたいと、早々にメンバーが揃いました。実は、関アジ・関サバで知られる速吸瀬戸の潮流を上手に乗り切るのには、予定よりも早くに出港する必要があったのです。嬉しいことに、受講生は航海計画を練りながら気付いたのでした。
その潮流に加えて、冬型の気圧配置による強い北西風が不規則な波を繰り出してきます。大きく揺れる教習艇で、灯台の方位を測定して海図作業するのは、なかなか大変なことです。しかし、安全な航海をするためには、とても大切なことなのです。頑張ったご褒美に、海は様々な贈り物をくれます。今回は、イルカの群れと一緒に走ることができました。綺麗な朝焼けも、疲れを吹き飛ばしてくれます。
さて、日向市の細島港では、漁協の担当者からとても親切な対応を受けました。漁港内の一角に係留させてくたのですが、風も曳波も受けない場所です。Mさん曰く、「ヨットも多く来るんですけど、ネット情報とかで勝手に留めていくので困っています。AOKIさんみたいに事前連絡をくれれば、ちゃんと案内できるんですけどね~」
こちらも気分よく宿に向かうことができました。もちろん、学科教習のために・・・ (あ)