四国一周長距離航海コース・BCC (11/11:淡路島富島~姫路木場)
天気良好!
宿は富島港を見下ろす丘の上にあり、本日の航程海域が一望できました。海岸線近くは定置網がびっしりで、その外には釣船の集団がいて、さらに沖には大型商船が行き来しています。
お天気が良いからか、昨夜の卒業試験に合格したからか、出港準備の手際がとても軽やかです。(笑) 船尾の錨を抜くのに少々力が要りましたが、揚がってきた錨には堅めの泥が付いていました。錨利きのよい港だということですね。港を出て、定置網の横をを抜けてから帆走開始です。まっ直ぐ行けば姫路なのですが、鹿ノ瀬という浅瀬(水深2.0mの表示も!)があるので北寄りの針路を取ります。播磨の工場地帯が目印です。変針点には、高蔵瀬東端の浮標を選びましたが、見付けられるでしょうか? いや、必ず見付けて下さい。それよりも、あらゆる方向から船が走ってくるので、見張りを怠れません。広い海のなかで標識や船舶を見つけるのには、ちょっとしたコツがあります。闇雲に双眼鏡を覗けばよいのではなく、海図を読み取り、3Dイメージを頭に描けば・・・ほら、あそこに見える!
そう、海図によれば、播磨、高砂、姫路と埋立地が広がるなかで、一か所だけ自然海岸と思われる不思議な表示があります。そこが最終目的地の姫路木場ヨットハーバーなのです。そうすると、あの煙突を越えれば良いだけ・・・微風に悩まされ、時々吹く軽風を拾いながら、なんとか自然海岸(小赤壁と呼ばれているらしい)の沖に着きました。クラブハウスらしき建物が見えます・・・「落水っ!」またしても不意打ちのMOBですが、昨日よりもはるかにスムーズな対応に、インストラクター(あ)は面白くありませんでした。(笑)
入港後、片付けや係留を丁寧に行い、翌週のBBCコースに気持ちよくバトンタッチです。3日間お疲れ様でした! (あ)