青木洋のヨットと坐禅
慈眼院月例坐禅会のルール
1. 会場として使わせて頂いている、慈眼院への感謝を忘れない。
2. 地位、経験、年齢、宗旨や教義を持ち込まない。
坐禅会のプログラムと注意
- 月例坐禅会には思想信条を問わず誰でも参加できます。坐禅はメディテーション、マインドフルネス、止観、阿字観などと同じ意味です。キリスト教、イスラーム、仏教などの宗教にも共通して行われる瞑想の一種です。
- 日時・・・毎月一会、土曜日の午後6時半から約3時間行います。 日程は毎月変更する事がありますので、必ずこちらから、ご確認ください。ご希望の方は6時半前に集合して下さい。遅れたときは休憩時まで、お待ち下さい。3名以上の人数でないときは、事前連絡は不要です。
The monthly Zen meeting starts at 1830 hours every month one of a Saturday for 3 hours. You can check the current schedule here.
Please feel free to join the Zen meeting. You are welcome no matter who you are. - 参加費は500円です。The fee Yen 500 per person will be collected in local and donated to the temple.
- 場所・・・大阪府泉佐野市日根野626 慈眼院御本堂で。地図はこちら。
The meeting is held at JIGENIN temple in Osaka. You can check the location here. - 会場でのご注意・・・駐車は3,4台可能です。ドアーの開閉は静かに願います。トイレは境内の庭にあります。使用後は電灯のスイッチを消して下さい。
- 合図に使用する金剛鈴は2006年にダライ・ラマ法王が、広島の大聖院で潅頂を行われた際に頂いたものです。
- 慈眼院坐禅会は、以下のダライ・ラマの言葉を趣旨としています。
「愛と慈しみこそ、まさに社会の礎となるものです。こうした感情を失ってしまうと、社会に恐るべき苦難をもたらします。人間の存続でさえ危機にさらされるかもしれません。」
「私たちは、生れ落ちた瞬間から、両親の保護と慈しみのもとに置かれますが、その後の人生においても、病で苦しんだり、年老いた時に再び他者の慈しみを受けることになります。一生の始まりと終わりに、これほどまでに他者からの慈しみにあずかっていながら、どうして他者に優しくしないでいられましょうか。」(ダライ・ラマ法王)
坐禅の方法
- 座布団の上に坐り、足を組んで手を結び、目は半眼にして1m先に視線を落とす。
- 顎を引いて背筋を伸ばして、鼻から息を長く吐いて呼吸を整え、線香が燃え尽きる一炷(いっしゅ)の間、約30分間は動かないでいる。
- 二炷の後は経行(きんひん)、手を胸に当てて歩行禅を行い、三炷が済んだ後は書院でお茶をいただく。
個人と社会
人間はおもしろい。
強そうな人は、実は弱い。強い主張、強い態度や自信、それらはかえって弱い自分を補おうとする働きであることが多い。
真に強い人は、実はおとなしそうに見えるものだ。
愚かな人は賢く見えるように振る舞う。賢い人は、愚かそうに振る舞う。
冷酷な人は、思いやりが深そうに見える。温かな人はさりげない。
自分のコンプレックスを認めた人はしなやかだ。
これらは他人のことではない。自分自身の中に、すべてが含まれているのだ。私も肝に銘じなければと思うが、思うに任せない。
人との出会いに、油断は禁物、自分にも相手にも。井伊直弼が一期一会と言っているのは、本来そのような意味ではないだろうか。
青木洋のBLOG
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